朝6時。ふっと目が覚めた。

日本では低血圧の為かなり寝起きが悪い私。
南国パワーで高血圧になっているのだろうか?
日本との時差は約1時間。
今6時と言うことは日本時間で7時だ。
眠っている相方を起こさないように外に出た。
部屋の目の前はプール。
プールを囲むようにして部屋がコの字型に設置してあるので
一階のどの部屋からでも気軽に出入りして泳いだり寝転んだりできる。
まだ静かなプールサイドを歩いていると
とてもいい香りのする花をつけている木があった。
ジャスミンの木だ。
いくつかひろって部屋に戻り、寝ている相方の頭に並べた。
イメージは花に囲まれたお姫様。
そして目覚めた相方が一言。
「なにこれ・・・死んだ人みたい・・・」
・・・逆効果だったようだ。
支度を済ませてオプショナルツアーへ出発。
いったいどんな人たちと一緒に行くのだろうと思っていた私達。
「さぁいきましょう。」
と迎えに来てくれたのは昨日チェックインをしてくれたバリ人と、タクシー。
どうやら2人だけの貸切らしい。
オプショナルの予定
・バリの伝統舞踊鑑賞と昼食、免税店のお買い物つきコース
はじめにタクシーで15分ほどで付いたのは小さな屋外劇場。
もう始まるというので急いで席に着く。
ガムランと言われる打楽器によってその舞踏は始まった。
バリの見所 伝統芸能
バリ島の伝統芸能の多くは、ヒンドゥー教の神にささげる奉納芸能が源。
その後宮廷文化として変化して行き、今では鑑賞を強く意識したものが多い。
神々と人とを強烈に結び付ける華やかな芸能の数々は見もの!
また使われる音楽はガムランと言う伝統的な打楽器の総称で呼ばれるものを使う。
その音はやわらかく、時折激しく、心地よい旋律を奏でている。
予備知識のなかった私たちはまずその音に惹かれた。
なんともいえないやさしい打楽器たちの音色が日本にはない
南国ムードをかもし出している。
これは癒される。
とここで、衝撃的な表情で踊り手が登場してきた。
踊り手はほとんど言葉を発さない。
はっきりいって話の内容はちんぷんかんぷんだ。
日本で言う「能」の様なもの。ミュージカルやオペラのように
みるだけで話がわかるものではない。
が、すごい迫力。
何がすごいかと言うと、その目。
目つきがすごい。目力がすごい。
キョロキョロと目を動かすその目線にさえ惹きつけられてしまうほど。
そして指。
手の指先まですごい力をこめていて、見ているだけでつりそうだ。
衣装、化粧とも色鮮やかできらびやか。
すごすぎて
誰が男で誰が女か、
誰が主役で誰が敵か・・・
全くわからない。
そして時折出る悲鳴のような声。
訳がわからないがとにかく迫力だけはビシビシと伝わり面白かった。
バリ舞踊の鑑賞ポイント
事前にあらすじを勉強しておくと数倍面白い。
舞台が終わり、演者が挨拶をする。
盛大な拍手の後、
「写真を撮りたい方はどうぞ!」
と、日本語で言われた。お客はほとんど日本人。
我先にとみんな写真を撮り始めた。
演者に囲まれみんないい笑顔。
そして有料であることを後で知る。
異国を味わうポイント 3
オプショナルツアーの中など、それを職業としている人と写真を撮ることは
ほぼ有料と考えるべし。
中には勝手に写真を取ってお金を請求する悪徳もいるので
そういう時は怒り気味できちんと主張すること。
この後バリ博物館に行き歴史的美術品や彫刻などを鑑賞。
お約束であるお土産店を2店舗周る。
こういうお土産店は高い。日本人値段に設定されてあるので倍どころか10倍するものもある。
当然私たちは買わない。
(ただこういう所で利益を上げないと旅行会社の経営は大変苦しい。)
事情をわかっているだけに申し訳ないが、
余裕がある身分ではないのでトイレも借りずに
滞在3分で切り上げた。
昼食は サテ(スパイスを利かせたインドネシア風串焼き)
お腹いっぱいになったところで最後である免税店へ移動。
日本人は免税店が大好きだ。
お土産やブランド品をここぞとばかりに買いあさっていく。
が。
私たちは一切興味がなかった。
ここでも旅行会社には一円も利益は出ず、
エスコートのバリ人男性もあきらかに元気がなくなってしまった。
しかし私たちにとっても、民族舞踊を見るために申し込んだツアー。
買い物だけで3つも廻ってあきあきしていた。(しかも値段はかなりの割高)
ここを最後にツアー終了。
ホテルに戻った私たち。マリンスポーツやプールで泳ぐために
水着を買いに出かけた。
クタの街中のホテルなので歩いて3分で繁華街に出る。
水着やサングラスショップなどたくさんのお店が並んでおり、
見ているだけでも楽しい。
値段もそこまで高くない。
今日はとりあえずいろんなお店を見て廻り、明日購入することにした。
夜はホテル横のレストランでナシゴレンとミーゴレンにビールで二人で約800円。
明日はのんびりしようと決めて二日目の眠りに付いた。
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